じめじめとした時期に部屋干しをすると、生乾きのイヤなにおいが気になりますよね。じつは、たった2つのポイントを押さえるだけでにおいは防げます。今回はナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、ナチュラル洗剤を使った洗濯の仕方や、洗濯槽のケア方法を教えてもらいました。
石けんと過炭酸ナトリウムで、ナチュラルクリーニング
ナチュラル洗濯で使う洗剤は、粉石けんと過炭酸ナトリウムの2種類。
●石けん
泡で油や皮脂汚れを落とします。衣類の洗濯には粉タイプが使いやすくておすすめ。水ですすぐ必要あり。
●過炭酸ナトリウム
「酸素系漂白剤」としても販売され、除菌・漂白ができます。発泡力を発揮し、洗濯機や排水口の汚れ落としにも。
洗濯で気をつけるべきポイント2つ
ここでは、湿度の高い時期の洗濯で毎回気をつけてほしい2ポイントを解説します。
●1：洗濯物がすいすい泳ぐたっぷりの水量で洗う
洗濯物にイヤなにおいが残るのは、汚れを落としきれていないから。
「夏場は汗や皮脂の量が多いので、洗濯物が泳ぐぐらい、たっぷりの水で洗うように設定。洗剤も水量に合わせて増やして」
●2：汚れをしっかり取るにはすすぎは最低2回必要
すすぎ1回でOKとうたっている洗剤を使うときでも、最低2回はすすぎましょう。
「しっかりすすぐことで、汚れを包み込んだ洗剤を流すことができ、汚れが残るのを防げます」
●普段使いしている洗剤の場合は
ナチュラル洗濯は粉石けんと過炭酸ナトリウム、40℃の湯を使いますが、一般的な洗剤を使う場合も、上記1と2のポイントを守ればにおいを防げます。
※ 粉石けんを洗濯投入口に入れるとつまる可能性があるので、洗濯槽に直接入れることを推奨します
