3:糖質は抜かずに、「質と順番」を大切に
すべての画像を見る(全4枚)ご飯やパンを減らしすぎると、エネルギー不足でカサカサ肌の原因になることも…。糖質は脳と体の大切な燃料。抜く必要はありません。ただし、「白米→玄米」「菓子パン→全粒粉パン」など、精製度の低い糖質にチェンジするのがおすすめです。
便秘体質の私は、白米に必ずもち麦を混ぜて食べています。もち麦は白米よりも食物繊維量が多くて、腸内環境を改善するには適した食材。便秘に悩んでいる方は、もち麦を白米に入れて一緒に炊くのがおすすめですよ。
さらに食べるときは、(1)食物繊維(野菜)→(2)タンパク質(おかず)→(3)糖質(ご飯)の順で食べると、血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪がつきにくくなります。
4:オイルは「控える」より「選ぶ」が正解
油=太る、老ける…と思われがちですが、良質な油はアンチエイジングの味方です。
たとえば、オメガ3(青魚・エゴマ油・亜麻仁油)は、炎症を抑える。オリーブオイルには抗酸化作用があり、ナッツ類は肌の乾燥予防にいいです。逆に、マーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸は、老け・太りやすさの原因にもなるので注意が必要です。
肉料理を選びがちな方は、魚料理も意識的に増やしてみましょう。1週間の食事で肉と魚を半々程度にすると、栄養バランスが整いやすくなります。実際、「魚中心の食事に変えてやせた」という声もよく聞かれますよ。
5:間食は「心と肌に効くもの」を選ぶ
「甘いものがやめられない…」という方も多いですが、スイーツも選び方で差が出ます。おすすめは、ナッツ、高カカオチョコ(70%以上)、ヨーグルト+きなこです。こうした“ちょっとキレイになれるおやつ”を取り入れることで、心も満たされて無理な制限なしで続けられます。
我慢ではなく「選び方」、「組み合わせ方」を変える
老けずにやせるコツは、数字より「質」を大事にすることです。食べることは、自分を大切にすること。だからこそ、我慢ではなく「選び方」、「組み合わせ方」を変えていくだけで、驚くほど体は変わっていきます。
体重が落ちるだけじゃない。肌にツヤが出て、顔色が明るくなって、「なんか最近きれいになったね」と言われるようになりますよ。取り入れるところから、実践していってくださいね。