家族4人で、3LDK・69平米のマンションで暮らすSさん(東京都在住)。ライフスタイルの変化を楽しみつつ、快適に過ごせる家づくりをSさんに伺いました。ここではこだわり抜いたキッチンとダイニング、子ども部屋をご紹介します。

ダイニングテーブルで団らんする家族
夫、長男、長女の4人家族。みんなの時間もプライベートの時間も心地よく暮らす工夫は?
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小さな家に住み替えて身軽な暮らしを実現

マンションの間取り

かつては都内の戸建てに家族4人で暮らしていたSさんですが、自身の退職を機に郊外のマンションをリノベして、住み替え。

「これからどんな家でどんな暮らしがしたいか、家族で密に話し合いました。結果、広さよりも眺望や居心地のよさを優先して、今の住まいに決めました」(Sさん、以下同)

家がコンパクトになったため、残すものを厳選。身軽になれたのも、小さな暮らしのメリットだそう。

「今はすべてのものを把握できて、気持ちがラク。家で過ごす時間が心地よくなって、幸せ度が上がりました」

小さな暮らしで“個”と“家族”を両立する工夫

小さい家でも個室や使い勝手のいいキッチンは諦めたくない…! そんな工夫の詰まった台所や子ども部屋をご紹介します。

●コンパクトで家事効率アップ!家族の距離もぐっと縮まった

コンパクトサイズのキッチンとダイニング

キッチンとダイニングが近くなった分、食事の準備や片付けもスムーズに。

「みんな料理が好きなので、一緒にキッチンに立つことも。つくりながら食べたり、おしゃべりしたり…と楽しんでいます」

キッチン中央には作業台を設置。

「器を並べたり、お弁当をつめるのに重宝しています」

●子ども部屋は各々に。狭いからこそ、こもっても存在を感じられる

子ども部屋

引っ越しの際、個室をつくると子どもたちと約束。

「子どもも成長して部屋にいる時間が増えましたが、別の場所にいても存在を感じられるのが、コンパクトな家のよさですね」

「壁紙や照明は娘自身がこだわって選びました」

母の影響でものの整理も自分でするように。