小学生の子ども2人と団地で生活し「もたない暮らし」の情報発信や、片付けサポートの仕事をしている、整理収納アドバイザー1級のかさもさん。ものを手放して日々の買い物も必要なものだけに厳選したところ、自然と節約につながったそうです。ここでは、かさもさんが実践している節約習慣を3つ紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)1:目的のない外出はしない
ものを多くもっていた頃の私と、ものを手放して「もたない暮らし」をするようになった私とでは、幸福度がまるで違うと実感しています。「足るを知る」ことができると、自然と節約になり、家計簿をつけなくてもお金が貯まるようになりました。
そんな私が、いつの間にか習慣になったことの1つ目は「目的のない外出はしないこと」。
食材の買い物は週に2回、日用品の買い物は月に1回と決めています。子どもの学用品など、イレギュラーはもちろんありますが、その目的以外の外出はしないようにしています。目的がある場合でも、その目的以外のものには見向きもせずに帰って来ます。
これは、以前からできていた習慣ではありません。今まではセール品や細かいものをなにかしら買ってしまっていたのですが、それが無駄づかいになっていると気づいたのです。
「必要なものはすべてもっている」。それを実感して暮らしていると、ついうっかり無駄づかいすることが減りました。
2:献立を固定化し、無駄買いと食材ロスを防止
2つ目の節約習慣は、私が実体験からおすすめしたい「献立の固定化」です。
月曜日は肉、火曜日は魚、水曜日は丼もの…など、ざっくり決めておくだけでも「今日のごはんどうしよう?」「なに食べよう?」と悩む時間を手放せます。固定化の方法に決まりはなく、自分や家族にとってのベストを見つけていただければOK。
そして献立が決まっていると、買い物中もお店の中をうろうろせずに、必要なものだけを買いレジに向かうようになるので、無駄買いや食品ロスも防止できます。
私はこの「献立の固定化」で、無理のない節約ができるようになり、悩む時間とストレスを手放せました。