年齢を重ねると、旅行時に重たい荷物をもち歩くのはつらいですよね。そこで今回は、生活情報誌の編集長を経験し、現在はフリーの編集者として活動するmassacoさんに、50代のひとり旅に欠かせない3つのものを伺いました。ひとり旅を無理なく楽しむためのアイテムは必見です。
すべての画像を見る(全2枚)コンパクトな晴雨兼用傘はマストで携帯
1泊旅行なら、スマホに下着類、小さな財布、バッテリー類、化粧道具、エコバッグ、そして晴雨兼用傘と傘袋。これらをリュック1つに入れて出かけます。
年齢を重ねて日常的にもつことがマストになったのが、晴雨兼用傘です。以前は雨で少しくらい濡れても風邪なんかひかなかったし、少しくらい日焼けしても肌が赤くなるだけ。ですが、過酷な陽射しや雨に体力がもっていかれるお年頃になりました。
最近はコンパクトで軽いタイプの傘がたくさんあるので、カバンに1つ入れておけば安心です。やはりアウトドアメーカーのものが優秀。無印良品の傘袋に入れてもち歩いています。内側が吸収タオルになっていて、濡れた傘を入れて鞄に収めることができ、手に持っている必要がないので快適です。
ひとり旅デビューにもぴったりの現在開催中の大阪・関西万博。会場が海の上なので、雨風、陽射しがかなり厳しかったです。また、日陰のないなかで1時間ほど並ぶこともありました。UV加工された晴雨兼用傘を携帯していくことをおすすめします。
使い捨てカイロは時季問わずポーチに入れておく
重い荷物をもち歩くのは難しく、最近はLCCを使うことも多いので荷物はなるべくミニマルを心がけるようになりました。これも歳のせいかもしれませんが、寒いのが本当にキツいんです。バスやお店の冷房が強かったりすると、耐えられません。でも、上着は荷物になる…。
ということで、私はどんな南国に行く場合でも、使い捨てカイロをもっていくことにしています。上着がなかったとしても、これでかなりしのげています。
食べすぎたりして胃腸の調子が悪いときにも、下腹部をカイロで温めるなどお役立ち。そんなふうに養生的な使い方もできるので、小さいサイズのものをいくつかポーチに入れておくと、重宝すると思います。
大阪万博の会場も夕方には強風が吹いてかなり冷え込んでいたので、1つおなかに入れました。おかげで噴水ショーなど野外で行われるイベントも、震えることなく鑑賞できました。
ケーブル類とバッテリー、使い捨てカイロは必須。災害時にも役立ちそうなので、普段から携帯しています。