海外旅行では荷物を少なくしたいものの、「やっぱり持ってきてよかった!」と思うものも。ここでは元祖節約主婦として知られ、先日ベトナム旅行にも出かけた若松美穂さんが、海外旅行の持ちものと、空港での小さな失敗について教えてくれました。

写真:ホイアンで撮った若松さんの写真
ベトナム・ホイアンでの1枚
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ベトナム旅行で気づいた「旅の必需品」

今回娘と出かけたのはベトナム中部のダナンとホイアン。ジッパーつきの袋や常備薬など、必要な持ちものはいつも決まっていますが、「やっぱりあってよかった!」と再認識したものがありました。

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1:首と背中にも優しいネックピロー

写真:使っているネックピロー

そのひとつがトラベルネックピローです。今は顔が隠れるフードがついていたり、収納すると小さくなったり、便利なものが次々と出ています。けれど、その都度買い替えるわけにもいかず、数年同じものを愛用しています。

写真:ネックピローをしまう手順

わが家のネックピローは心地よさを優先したため、やや大きさがあります。さらに、収納するときには労力が必要。袋に詰めて、上のヒモをギュギュッとしばります。脇についているマジックテープでさらに締めて小さくしても、なお厚みがあるのです。

●7時間の空港待機でネックピローが役立った

写真:首枕3

ところが、この厚みと大きさが空港での待ち時間にとても役に立ちました。

今回は飛行機代を安くすませるために直行便をあきらめ、行きも帰りも乗り換えを選択。とくに帰りは、深夜の空港で7時間ほど待ちました。

ずっと同じ姿勢は辛いので、椅子のひじ掛けを背もたれにして本を読んだりもしました。ところが、このひじ掛けが固くて痛い。そこで背中とひじ掛けの間にネックピローを挟んだら、思いのほかラクだったのです。

写真:フライト中の首枕

フライト時間は5時間ほど。すごく長いわけではないので持って行くかどうか迷ったのですが、それぞれひとつずつ用意して正解でした。

また、待合スペースやラウンジには、機内のように背もたれの高いイスがないことも。背もたれが低いイスでうたた寝をしても、首が痛くならずとても助かりました。