毎日の家事は思ったより時間がかかりますよね。そんなときは、ちょっとした工夫や子どもとの協力で、意外と負担が軽くなるものです。今回は整理収納サービスを行う片づけのプロ・森麻紀さんの「子どもと一緒に洗濯をする流れ」をご紹介します。

(普段バスマットは、洗濯機前のタオルバーに干しています)
普段バスマットは、洗濯機前のタオルバーに干しています
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「洗濯」は子どもと一緒に行う

皆さんはお子さんと一緒に家事をしていますか? わが家では、娘が1歳の頃から料理のお手伝いやゴミ捨てなど、簡単な家事をお願いしてきました。その娘も今春、高校生になりましたが、幼稚園年少のときから一緒に洗濯をしていました。

私はほぼ1年を通して花粉の影響を受けるため、エアコンを使わない季節には浴室乾燥機能を活用しています。また、洗濯でとくに気になるのが洋服の色落ち。そこで、わが家ではすべての衣類を洗濯ネットに入れて洗っています。

今回は、わが家が続けてきた「子どもと一緒に洗濯をする流れ」を、当時の写真も交えながらご紹介します。

洗濯物を取り出すための3つの準備

洗濯物を干す前に、わが家では以下の3つの準備をしています。こちらを順番にご紹介します。

●1:バススリッパを浴室に移動

洗濯機正面右下に置いているバススリッパを浴室に移動します。バススリッパは低い位置に収納しているため、かがむ動作が必要です。これが毎回少し面倒に感じていたのですが、娘にお願いするようになったことで、ラクになりました。

●2:洗濯ネット干し用ハンガーをセット

子どもの洗濯

次に、洗濯ネット干し用ハンガーを浴室の引き戸の取っ手に引っかけます。ちなみに、洗濯ネットは干さない派も多いかもしれませんが、わが家では干す派です。カゴにまとめて入れておき、洗濯後の洗濯物を干すときに一緒に干しています。

●3:子ども用ハンガーを準備

ハンガー

最後に、子ども用ハンガーを洗濯機のタオルバーにかけます。これで準備完了です。

洗濯物をスムーズに振り分けるひと工夫

洗濯ネット

準備が整ったら洗濯物を干していきます。この流れで重要になってくるのが、洗濯ネットの色分けです。わが家では、用途に合わせて以下のように洗濯ネットを色分けしています。

・大人服用:大きいサイズの白いネット
・子ども服用:ピンク色の縁取りがあるネット
・小物類用:水色のネット(ピンチハンガーで干すもの)

この方法によって、大人服と子ども服を区別しやすくなり、ピンチハンガーにかける小物類と混じらないよう工夫しています。また、子ども服用のネットを好きなキャラクター柄にすると、子どものやる気アップにつながるのでオススメです。