ひとり温泉旅をするときに役立つ「持ちものリスト」を紹介します。意外と時間がかかるパッキングは、「あれもこれも」とつめ込んでかさばってしまったり、逆に身軽にしすぎて「もってくればよかった」と後悔することも。そこで、1500泊以上もの温泉旅行をしてきた植竹深雪さんに「ひとり温泉旅」の必需品を教えてもらいました。

スーツケース
温泉旅行の必需品とは? ※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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旅先であってよかったもの5つ

カバン
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

すっかり旅をすることがライフワークとなって毎週のように旅をしていると、よく「温泉旅の必需品はなんですか?」と聞かれることがあります。

ひとり温泉旅の経験が多いからこそ、私が必要だと感じたものを知りたいのでしょう。目的地までの移動時間で暇をもて余したくない、という心配もあるかと思います。

詳しい持ちものリストは最後にまとめるとして、1泊2日のひとり温泉旅に持って行って便利だったものを紹介します。

【便利な持ちものリスト】

・モバイルバッテリー

・本(手軽な文庫本がベスト)

・耳栓

・安眠グッズ(フレグランスミスト)

・手ぬぐい

「暇を楽しむ」ためのアイテムで旅が充実

まずスマートフォンを触る時間が長い方であれば、「モバイルバッテリー」を必ず持参しましょう。電波状況が悪いと、端末がネットワークを探す頻度が増えるため、電力消費が増えるそうです。ローカルに行きがちなひとり温泉旅、たしかに電波がよくなくて4Gでも通信速度が遅いケースもけっこうあり、スマートフォンの充電の減りが早く、気がついたときには充電が20%以下になっていたことは何回もありました。そのたびに、モバイルバッテリーに助けられてきました。

「本」もよく持参しています。やはりスマートフォンばかり見ていると充電の減りが早いということもありますが、移動時間や部屋でくつろいでいるときこそ、読書がはかどるものなのかもしれません。

私の場合、本の購入量に読むスピードが追いついていかず、本を積んでしまいがち。

そのため、目的地への移動中や旅先でのふとした休息時間、部屋でまったりとしているときに本があると、けっこう読み進められます。

最近は、ホテルや湯宿でも動画配信サービス対応のテレビが増えていますが、とくに小規模な温泉宿の場合は、未対応のテレビが設置されていることも多いです。さらに場所によっては、見ることができるチャンネルが少ない地域もあるので、見たい番組が見当たらないこともあるかもしれません。

そういうときのためにも、1冊でも本を持参しておくといいと思います。