お気に入りの服だけで構成された、快適なクローゼットをつくるアイデアを紹介します。ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの大森智美さんは、衣替え時に3ステップで服を見直す方法でクローゼットがすっきり、格段に使いやすくなったそう。その整理術を詳しく語ります。

整理されたクローゼット
一軍の服だけの「快適なクローゼット」をつくるには?
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ステップ1:全部出して「本当に着たい服」を見極める

快適なクローゼットのつくり方。さまざまな方法を試した結果、「まずは服を全部出す」のが、いちばん服を整理しやすいと実感しています。

そこから「大好きな服」「また着たい服」「ないと困る服」を厳選し、クローゼットに戻します。服が多すぎる場合は、種類ごとに出して整理するのもOKです。

お気に入りと“なんとなく”残している服を仕分けしてみると、今の自分にフィットする「本当に着たい服」が明確になっていきます。

ステップ2:迷う服は「着用して」客観的に判断

鏡の前で服を着る

ステップ1のあとに出てくるのが「手放すか迷う服」。私も「高かったしな…」「デザインは好きなんだよな…」などといった考えが頭をかすめて、整理する手が止まりがちでした。そんなときに実践しているのが「実際に着て、鏡の前に立ってみること」。

買った当時は好きだったデザインも、古さを感じたり、似合わなくなっていたり。その服を着ている自分を客観的に見ることで、今の自分がその服を「手に取らない理由」がリアルにわかり、決断しやすくなりました。