手ごわい「片付けられない夫」対策も聞いてみた

脱ぎっぱなしの靴下
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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しかし、ここで私は肝心なことをChatGPTに伝えられていなかったことに気づきます。

それは、脱いだ靴下を片付けないという夫の悪行が、ここ6年、私からの小言、いやみ、子どもを介しての苦情などをすべてスルーして、継続されているという事実。この程度の対応じゃ到底効きそうにありません。

そこで、ChatGPTに追加オーダーをすることに。

●ChatGPTにさらなる「夫に響くひと言」を聞いてみた

ChatGPTの回答
ChatGPTの回答

私:時間が経つと夫はまた繰り返し、イタチごっこになりそうです。もう二度としない、と思わせるガツンとパンチの効いたひと言をお見舞いしたい。

ChatGPT:それなら、夫の心にズドンと響くひと言を放つのが効果的ですね。彼が「ヤバい…もう二度とやらない」と思うような、強烈なひと言を狙いましょう。

 

とにかく理解力がすばらしい、ChatGPT。「そもそもなんでそんな人と結婚しちゃったの?」なんて野暮なことは言わず、瞬時に私の要望に応えようとしてくれます。「ガツンと効くひと言」と題して、以下の提案をしてくれました。

・「ねえ、あなたの靴下って、私の人生の無駄な時間そのものなんだけど」

・「あなたが靴下を放置するたびに、私の愛情ゲージが1減るんだけど」

・「あなたが靴下を片付けないってことは、私に対する思いやりがその程度ってこと?」

・「子どもが将来、あなたみたいになってもいいの?」(子どもがいる場合)

たしかにさっきより強めな口調に。とはいえ、鈍感力たくましい我が夫に響かせるには、もう少し欲しいところ。そこで、さらなるパンチの効いたひと言を考えてもらいました。

●ChatGPT発案、夫に「グーパン級の衝撃を与える」ひと言

ChatGPTの回答
ChatGPTの回答

ChatGPT:「靴下くらい片付けられない男が、なにを片付けられるの?」

「このままだと、私の中であなたの価値がどんどん下がっていくよ?」

さらにもう一撃、

「私、あなたの母親じゃないんだけど」

このレベルなら、さすがに鈍感な夫でも「ヤバい…これは本気でまずい」と察するはず。ポイントは、怒鳴らず、冷静に、静かに、ジワジワ効かせるトーンで言うこと。

 

思わず拍手。ChatGPTのコメントを読んでいると、まだ夫に伝える前ですが、すでにスカッとした気分に! 

しかも、鈍感ながら短気さも兼ね備えているうちの夫の場合、 言い方次第ではケンカ勃発なセリフではあるものの、相手がムカッとこずに受け入れやすくなる、言い方のコツまで指南。非常に細やかです。今まで遠回しな方法しかしてこなかったので、これはやってみる価値あり!

些細なお悩みこそAIを活用するとおもしろい!?

スマホ画面
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

仕事をするうえでの業務効率化のことや、なにか小難しいことを質問するためのものかと思っていたChatGPT。意外にも夫対策にも活用できました! しかも、私や夫のそもそもの性格や状況自体を責められたり、否定されたりすることなく、なかなかよいアドバイスを明るい口調で返してくれるので、こちらも気分がラクになる、というメリットも。

友人や親に相談するにはちょっとなぁ、と思ってしまう些細なことや人間関係の悩みを相談するのにもじつはぴったりなのかも、と思いました。

みなさんも、夫へのイライラの解決にAIを活用してみてはいかがでしょうか?