美しい収納はだれのため?見た目重視の収納にさよなら
すべての画像を見る(全4枚)SNSで見る美しい収納に憧れて、真似してみたもののリバウンドしてしまった…そんな経験はありませんか? 私も整理収納アドバイザーになる前は見た目が美しい収納を目指していました。その収納が悪いわけではありませんが、私には合っていなかったのです。
大切なのはその収納が自分に合っているかどうか。収納は目的や使う人によって変わります。効率重視のわが家では見えるところは見た目を意識し、棚の中は片付けやすさを優先しています。
たとえば、扉のついた棚の中。お薬手帳は中身がちょっと見える高さの収納ボックスを使っています。わざわざ収納用品をとりださなくても、ひと目で目的のものがわかり、出し入れも簡単です。
ラベリングや詰めかえも最小限に
ラベリングは基本、ラベルライターをやめてマスキングテープに手書きに。ラベルライターをだすのが面倒で収納場所のアップデートをあとまわしにしたことがきっかけでした。気軽に収納を変えられるほうが私には合っていたのです。
詰めかえも最小限に。統一された詰めかえ容器に憧れた時期もありましたが、今は家事の時短が優先です。詰めかえたほうが効率的なものだけ、詰めかえるようになりました。商品パッケージこそ最もわかりやすいラベリング。すっきり見せなくてもいいところはそのままでいいのです。
収納用品選びにも変化が…今は、見た目の美しさよりもお手入れのしやすさや汎用性の高さを大切にしています。今の暮らしに合ったアイテムを選ぶことで、暮らしはラクになるはずです。
Nagisaさんの著書『自分時間を作りだす 5倍速家事』(Gakken刊)は現在発売中。時短片付けや収納にまつわるコツのほか、洗濯や料理など、日々大変な家事の時間を圧縮する考え方がたっぷり掲載されています。
