お子さんがいるご家庭は、年度終わりのタイミングで学校関係のものを整理しておきたいところ。とはいえ「これはどうしたら?」と悩ましいものも出てきます。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが、片付けのプロ目線でアドバイスします。

年度末は、大量の紙類が発生
年度末は、大量の紙類が発生
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1:前学年の教科書、問題集、プリント、テスト

教科書

お子様がいる家庭なら悩ましい紙類。教科書、問題集、プリント、テストなど、どれも子どものがんばりの証でもありますので、ぽいっと捨てにくいものでもありますよね。

また、「復習のために必要かも」「念のためにおいておこうかな」と、学習をサポートする意味でも悩んでしまいます。

が、私の経験上、前学年の教科書が必要になったことはありません。

できなかった問題が多いプリントや問題集を「見直すかも」とも思っていましたが、どんどん新しいプリントや問題集が配られ、もちろんそれには復習部分もありますし、なにより目の前の宿題に追われて、古いプリントをやる時間なんてない、というのがほとんどのママたちが経験していることではないでしょうか?

ただし資料集や地図帳などは学年が変わっても必要になることもありますので、不安であれば先生に確認しましょう。

2:学校からのプリント類

プリント

いわゆる学校からのお便り類ですが、原則全捨てでOKです。今年度の参考にしたいのであれば、スマホでプリントを撮影しておけばいい。

紙で残しておいて古いプリントと新しいプリントが混ざってしまい、うっかり行事の日付を間違えてしまう…なんてリスクもありますので、古いものは残さない方がいいでしょう。

ただし名簿のような名前が書かれているプリントが多く、紙ゴミに出すことに抵抗を感じることもありますよね。その場合は名前の部分だけちぎって生ゴミに混ぜ、ほかの部分は紙ゴミとしてまとめて捨てましょう。

※紙ゴミの捨て方は各自治体のルールに従ってください。