花粉症がつらい原因は、もしかしたら「髪型」に問題があるかもしれません。女性の髪に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんが、髪に花粉がなるべくつかない方法とついてしまったあとの対処法を教えてくれました。40代の読者をモデルに紹介します。
すべての画像を見る(全7枚)「ヘアスタイル」は花粉症の症状さえ左右する!
さとゆみ:花粉、辛い。泣きたい。
八木ちゃん:私も消えたいです。
さとゆみ:鼻水や目のかゆさもひどいけれど、肌がガビガビになるよね。
八木ちゃん:じつは、花粉の症状って、髪の毛が原因になっていることもあるらしいです。
さとゆみ:え、ほんと? それは、どういう意味で?
八木ちゃん:花粉って、髪に付着しやすいんです。そして、髪に付着した花粉が、肌に触れたり、家に持ち込まれたりして、花粉症の症状を悪化されていることもあるんですよ。
さとゆみ:それは大問題すぎません?
八木ちゃん:由々しき問題すぎます。
さとゆみ:具体的には、どういう髪型が花粉の影響を受けやすいんですか?
八木ちゃん:ショートヘアよりはロングヘア、ストレートヘアよりはパーマヘアや巻き髪の人の方が、花粉が付着しやすいです。
さとゆみ:なんと。うん、でも、わかるような気がします。
八木ちゃん:ポリエステルのようなさらっとした素材よりも、ニットなどの方が花粉がつきやすいのと似た理由なんでしょうね。凸凹がある髪のが、花粉はつきやすいのだと思います。
なるべく髪に花粉を付着させないコツ
さとゆみ:なにか、対処法はあるのでしょうか?
八木ちゃん:なるべく花粉と接触する面積を減らしたほうがいいので、この時季は髪をまとめる、帽子を被るなどするといいですね。
八木ちゃん:以前この連載でも紹介した、花粉を付着しにくくするトリートメントやスプレーなどを、顔だけではなく髪にかけるのもおすすめです。
八木ちゃん:とはいえ、やはり服だけではなく、髪にも花粉が付着しやすいので、家に花粉を持ち込まないようにするのも大事です。