家計を圧迫する物価高の中、日々の買い物で節約を実現したいと思っている方は多いのではないでしょうか。そこで大切になるのが、「効率的で無理なく続けられる」ことです。今回は、元銀行員でFP2級の資格を持ち、現在はライターをしている谷ノ内真帆子さんが、効果があったと感じた「日用品」の買い物のコツをご紹介します。
効果を感じた「日用品」の節約術
最近、スーパーやドラッグストアで「前より高くなったな」と感じることが増えていませんか? とくに日用品は毎日使うものなので、少しの値上がりが積み重なり、気づけばかなりの出費になっていることもありますよね。
わが家には4か月になる双子の男の子がいるので、おむつやおしりふき、ミルクなどの消耗品が必要不可欠です。これらはほぼ毎日必要なものなので、その分出費が増えます。そこで、無理なく続けられる節約術を模索して実践してきました。今回は、その経験をもとに、効果を感じた日用品の節約術を紹介します。
「買い方」と「選び方」を見直した
まず取り組んだのが「必要なものを計画的に買う」ことです。以下のポイントを実践しました。
●まとめ買いを活用
日用品はできるだけまとめ買いをすると、1個あたりの単価が安くなる場合が多いです。そのため、わが家では、おむつやおしりふきをドラッグストアの特売日やポイント倍増日を狙って購入することで、かなりの節約になっています。
●プライベートブランド(PB)を試す
大手メーカーの商品だけでなく、スーパーやドラッグストアのプライベートブランドも試してみると、意外と品質がいいものが多いです。
わが家ではPBのおしりふきを愛用しており、大手メーカー品と比べても遜色なく、価格も安めなので助かっています。
●必要以上にストックしない
「安いから」といって買いすぎると、収納スペースを圧迫するだけでなく、結局使いきれずムダになることも…。
とくに赤ちゃん用品は成長とともに使わなくなるものも多いため、適切なストック量を見極めることが大切です。