暮らしをリセットするのにぴったりな春。「ものを手放したら、身軽になれた」「人生にいい変化があった」と話すのは、捨て活の様子を公開したYouTube 動画が話題のnaoさん(現在50代)。1人では動かせないほど重いダイニングセットやソファなど、圧迫感のある大型家具を手放したというリビングダイニングのアップデートを紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)重たい家具を処分したら、体も心も元気になれた
14年前に夫が単身赴任になり、ひとり暮らしになったnaoさん。夫の家具がなくなって、ふと家を見渡したときに「ここにある荷物って、全部私の?」と、ものの多さにがくぜんとしたそう。それから、家を見渡すたびに、「こんなに必要なのかな?」と気になるように。
更年期の症状も始まった頃、不眠やめまいに悩まされ、メンタルも不安定になり夫との関係もギクシャク。「変わるために、一回リセットしたい!」と断捨離をスタートしました。将来を考え、大きくて重たい家具を次々と処分し、機能的で軽い家具へと買い替えを実行。
「手放すってこんなに気持ちがいいものなんだと気づきました。段々と体調も落ち着き、気持ちにも明るい変化が。終活にしては早いねと言われますが、ものの処分には体力も時間も必要。今のうちにやってよかったです!」(naoさん、以下同)
食器棚、ダイニングテーブル、テレビ台も手放した!
<BEFORE>
重厚な6人がけのダイニングセットは、重くて掃除が大変。背が高く圧迫感のある食器棚のほか、ミシン台、テレビ台、1人では動かせない3人がけのソファもすべて処分。
<AFTER>
大型家具を手放してリビングをアップデート!
●軽くてコンパクトなプチプラに買い替え
廃棄に10万円かかると言われたダイニングセットは、買取業者に相談。
「食器棚と一緒に2800円で売れました。安価で軽いIKEAのものに買い替えて、部屋が広く掃除もラクに」
●収納を兼ねた1台2役の家具ですっきり
ソファは、ネットで見つけた1人でも動かせる軽いものに買い替え。
「収納つきなので、2階にしまっていた普段着をここに移動。階段を上り下りする回数が減って快適です」
●収納の前にまず中身を手放す
食器棚いっぱいに集めていた、北欧製や砥部焼の食器も手放すことに。
「ネットで見つけた器類の専門業者に買い取ってもらえました。来客時やコーヒータイムは紙コップにチェンジ」
ESSE4月号の「春の捨て活」特集では、ほかにも春に服や食器類を手放してよい変化のあった「捨て活ストーリー」を紹介しています。捨て習慣が身につく即捨てリストや達人直伝の売って手放せるアイテム、「困りもの」捨て方事典など、上手にものと向き合える捨て活情報が満載です。ぜひチェックしてみてください!
