街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、自由なファッションと独自のカルチャーが息づく街・高円寺。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。
すべての画像を見る(全3枚)個性が交差する古着とカルチャーの街<東京おしゃれ図鑑 vol.35「高円寺」>
高円寺は、自由なファッションと独自のカルチャーが息づく街。古着屋やヴィンテージショップが軒を連ね、若者から大人まで、自分らしいスタイルを楽しむ人が集まります。駅前のにぎやかな商店街を抜けると、どこか懐かしくて温かい雰囲気の街並みが広がり、新しさとレトロが心地よく混ざり合っています。
リサーチに訪れた日は、冬の冷たい空気が残る晴れの日。こなれた古着ミックス、色遊び、トレンドをさりげなく取り入れたコーディネートなど。皆さん、コートや冬小物を上手に取り入れながら、それぞれの個性を楽しんでいました。
1月下旬
最低気温 3℃
最高気温 12℃
晴れ
40代、カラフル×トラッドの絶妙バランス
古着屋が軒をつらねる商店街で見かけたのが、カラフルなボブカットがかわいい40代の女性。チェックのショートコートにヴィンテージのレーススカート、デニムをレイヤード。水色のニット帽とブルーの厚底スニーカーを合わせたスタイルが目を引きました。
カラフルなアイテムを取り入れるときは、デニムやチェック柄と組み合わせることで、やりすぎ感なくまとまるのがポイント。ブルー系でそろえた配色も、ポップさと品のよさを両立していました。
●手編み風のニット帽でおしゃれ見え
今年はバラクラバの流行もあり、手編み風のカラフルなニット帽をかぶっている人をよく見かけます。
商店街で見かけた別の女性は、グリーンのニット帽にヘッドホンを重ねて装着。レトロでポップな雰囲気が、高円寺の空気にぴったりでした。