もともと浪費家でしたが、夫のリストラで月収が10万円下がったことをきっかけに家計を見直し、3年間で資産が1000万円に。現在は夫の手取り月36万円で、2人の子どもと4人で暮らしながら年間200万円貯めているというつっつさん。ところが、「じつは収入が多かった頃のほうが、毎月赤字だったんです」と話します。どのように思考を変えて貯められるようになったのか、詳しく語ります。

つっつさん財布
元浪費家でも、貯金ができるようになった思考とは?
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節約=我慢ではない。本当に必要なものにはお金をかける

浪費家で毎月の家計管理が赤字続きだった頃。私は「我慢しない暮らし=買いたいものを好きなときに買う」ことだと思っていました。けれど、たくさんのものを買っても、心は満たされていませんでした。

現在は生活を見直し、ものを買うときは「今の自分に必要か、不必要か?」をしっかり考えるようになりました。毎月の支出も、当時に比べて10万円ほど抑えられています。

ですが、「我慢している」という感覚はありません。ものと向き合う習慣ができたことで、必要なものにお金を使い、不必要なものには一銭もかけない、メリハリのある暮らし方ができるようになった結果だと思います。

楽しく無理のない「節約術」をリサーチする

つっつさんふるさと納税

節約というと、貧乏くさいイメージがありませんか? 「もやししか食べない」「入浴の回数を減らす」など、極端な節約方法しか知らなかった私も、節約に抵抗感がありました。

現在は、ふるさと納税を利用して食材をおトクに購入したり、フリマサイトで不用品を売ってランチ代にしたりと、さまざまな方法を知って楽しく節約ができています。

節約術は知識が大事だと実感しています。

自分に合った、継続できる方法で家計管理をする

つっつさん家計簿

「家計簿はまた来年にしよう」新年の始まりに買った家計簿を1か月も続けることができず、毎年あと回しにしていた私。ですが、「家計簿が続けられないのは、方法が合っていないのかも」と考え方を変えて、さまざまな家計管理の方法を試してみることに。

家計簿アプリ、エクセル管理など挑戦した結果、現在は手書きの家計簿に落ち着きました。