日々の暮らしに欠かせない掃除。夫と息子2人の4人家族、暮らし評論家として日々情報発信をしている大木聖美さんは、50代になり“当たり前”と思っていた掃除術を見直したことで暮らしが好転したそう。そんな大木さんが、「やめてよかった」と感じる5つの掃除習慣について詳しく語ります。

ロボット掃除機
50代、「掃除のやり方」を見直したら暮らしが好転
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1:意外と使うタイミングが難しいロボット掃除機

ロボット掃除機

意気込んで導入したロボット掃除機。「これで掃除がラクになる!」と期待していました。

ところが音が想像以上に大きく、夫婦ともに在宅での仕事が増えたこともあり、使うタイミングを考えてしまうように。途中で止まってしまっているときもあり、逆にイライラする始末。また、わが家は2階建てなので、どちらかのフロアは普通の掃除機を使用しなければならず、そのうち使わなくなってしまいました。

ロボット掃除機がライフスタイルに合っている人ももちろんいると思いますが、私の場合は掃除機とフロアモップを使い、気づいたときにサッと掃除できる方が合っていたようです。その後、ロボット掃除機は使っていただける方に譲って気分すっきり。思いきって手放して正解でした。

2:収納スペースを圧迫する、たくさんの専用洗剤

大木さん洗剤

窓用、床用、カビ取り専用…以前は専用洗剤をたくさん持っていましたが、徐々に多用途の洗剤にシフト。キッチンでも洗濯でも使えるナチュラル洗剤などを駆使し、できるだけ種類を絞るようにしました。

その結果、数種類の洗剤を買う必要がなくなり節約ができて、収納スペースにも余裕が。また、同じ洗剤でさまざまな場所を掃除するので、掃除のハードルも下がった気がします。

3:使い勝手より安さ優先で、掃除道具代をケチること

掃除道具

日々家事をしていて、「道具の力は侮れない」と実感しています。水だけで汚れが落ちる専用クロスや高性能フロアワイパーなど、少し値段は張りますが、格段に掃除がラクに! 手間も所要時間も減って、疲れにくくなりました。

「時短になって自分がラクになるなら、掃除道具代も必要経費だ」と割りきったら心も軽く、体への負担も軽減できている気がします。