3:家族は形を変えていくものと考える

昔はあんなに仲がよかったのに、今は会話もない。反対に、顔すら見たくなかった時期もあったけれど、今はそれほどでもない。また、辛い時期があったのちに穏やかな日が来たなど、家族の気持ちや状況はつねに変化していきます。

大変なときほど「あくまでも今は」と考え、日々を淡々と過ごすこなし方もあります。今の辛さや悲しみがこの先もずっと続くと決めつける必要もないのです。未来のことはだれにもわからないのですから。

4:相手とは距離をとって自分のことに集中する

おうちご飯
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どんなに家族のことを考えても見つめても、改善しようのない事柄もあります。そんなときは自分の趣味や楽しみ、初めてのことなどに集中し、気を紛らわす方法もアリです。

つい頭で考えてしまうからこそ、家族や夫婦関係からあえて距離を取る時間が必要な場合も。自分自身の人生も大切にして、視野やできることを広げていく。その時間で出会いが増え、考え方の幅が広がることもあります。

写真:えんがわ寿司2

悩みや苦しいことがあるときは、食欲がなくなったり眠れなくなったりと、体調にも変化が出ます。できるだけ好きなものを口にし、眠れるときに短時間でも横になることができるとよいですね。

悩みが瞬時に消える魔法はないからこそ、日々小さくてもできることをして、前に進めるようにと思います。