本格的に寒くなり、エアコンやこたつなどが大活躍しています。ただ、暖房器具を使うと光熱費が高くなるのが悩みの種。そこで、ブログやYouTubeなどで節約術を発信し、光熱費を手取り月収の3.3%におさえた、ぴーちさんの実例をご紹介。あわせて、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん、電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」が解説してくれました。

家族がリビングに集まっているイラスト
暖房器具の使い分け&防寒具の活用で、安く冬を乗りきる!
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光熱費3.3%を実現!節約上手のあたためテク

4人家族で一軒家に住み、水道・光熱費は手取り月収のわずか3.3%! エアコンの電気代カットに有効な、ぴーちさんのテクをプロの解説つきで紹介します。

リビングに集まったらエアコンからこたつに変更

家族がテレビの前に集まったら、エアコンをきってこたつに変更。

「エアコンで空気が暖まっているので十分暖かく、電気代も大幅減」(ぴーちさん)

●エアコンVSこたつ、どっちがおトク?

1時間当たりの電気代は、一般的なエアコンが最大能力時で62円(※1)、こたつが強で5.3円(※2)。エアコンはこたつの約11~14倍で、こたつの方が断然おトク!

「ホットカーペット(※3)と比べても、こたつの電気代は約2分の1です」(エネチェンジ)

※ 1:8~10畳用、※2:石英管ヒーター、※3:2畳用(目盛り“高”)

セールで買った厚着でエアコンいらず!

女性が安い服で厚着をし、ポーズを決めている画像

家族全員、家にいるときはもこもこの部屋着で防寒。

「毎年冬物セールの底値を狙って購入し翌冬に備えるので、値段は激安!」(ぴーちさん)

光熱費の使い過ぎは、夏と冬の予算チェックで防止

光熱費は家計の7%が理想ですが、暖房・冷房の使用頻度で出費にバラつきも起こります。出費は春と秋が少なく、夏と冬が多いため、予算管理に悩みがち。

「年間の平均値で予算を取って、春は予算の余りをプールして夏に、秋も同様に冬に、それぞれ充てて対処しましょう。春と秋の予算に余裕があるからとほかのことに使うと、家計全体の支出が膨らむので注意して!」(畠中さん)