ぐっと冷え込むこの季節は、コートに冬小物を加えて防寒対策を。ESSEオンラインライターのハギヤマジュンコさんは、販売員歴30年アラフィフの友人に「簡単でこなれ感のあるストールの巻き方」を教わったのだそう。じつは使いこなしが難しいと感じている人も多い「ストール」ですが、これを読めば活用できるはず!
すべての画像を見る(全12枚)「○○巻き」じゃ対応できなくなってきた45歳
若い頃は検索すると出てくる「〇〇巻き」や「△△巻き」でよかったのですが、45歳を過ぎると、それだとなんだか「頑張りすぎている感」が出ているように感じて、どんな風にストールを使えばいいのかわからなくなっていました。そこでファッションのプロである友人(販売員歴30年越え)に「アラフィフだからこそのストールの使い方」を教えてもらうことに。
アラフィフに必要なのは「こなれ感」だった
ネットで検索した際に出てくるストールの巻き方は、割と「きちんと織ってつくる」タイプが多いと思うのですが、アラフィフに必要なのはがんばって作り込んだ感ではなく「こなれ感」。
そのために必須なのが、「折る」ではなく「たぐる」なのだそう。
ステップを追って説明していきます。
●STEP1:左右からマフラーをたぐる
半分に折ったストールの輪の部分に手を通して左右からたぐっていきます。
●STEP2:左右の比率を意識して首にかける
たぐったら長さが1:2になるように首にかけ、長い方をぐるっと首に回します。
●STEP3:前でストールを1回結ぶ
首に回したストールを前で一度結びます。
●STEP4:結び目に輪っか部分を押し込んで仕上げる
首側の輪っか部分を結び目にぐっと押し込んで形を整え、自然に仕上げます。
大切なのは、無造作につくること。布地のはじを隠さないこと。これが「こなれ感」をつくるのです。
ちなみに今回使ったのはアラサーの頃に買った定番のジョンストンズのストール(幅70cm、長さ190cm)です。