休日に増えがちになる、「子どものゲームや動画の視聴時間」。親として、どのように管理をすればいいのか悩みどころです。ここでは、9歳と5歳の兄弟を育てながら、育児漫画やブログをつづる菜月きいろさんに、子どもとのゲームや動画の約束事をお聞きしました。ゲームもYouTubeも大好きな子どもたちが楽しめ、親は安心できるアイディアをレポートします。
すべての画像を見る(全4枚)とりあえず「ゲームは1日1時間」ルールにしていたら…
昔から、「ゲームは1日1時間!」というルールをよく聞きませんでしたか? 筆者の子ども時代もよく言われていました。なので、とくに考えることなく筆者の子どもたちにも1時間の制限で遊んでもらっていました。
しかしあるとき、「1時間じゃたりない。あと30分だけ延長してもいい?」と長男から打診。
私もゲームが大好きだったので、気持ちは分かります。でもここでOKすると、またズルズルと延長、延長になりそうです。うーん、どうしようかな? と少し悩みました。
「お手伝い制」を導入してみた!
そこで、「お手伝いをしてくれたら30分だけ延長してもいいよ」ということにしました。
お手伝い内容はなんでもよくて、お風呂を洗うとか、お米を研ぐとか、日常のちょっとした家事です。強制ではないのでやりたくなければもちろんやらなくてもいい。
私は子どもに家事を教えるきっかけになるし、子どもにとっても、この積み重ねがいつか役に立つかもしれない。
お手伝い制は長男だけのつもりでしたが、それを見た次男も「僕もお手伝い!」と言い出しました。
5歳にできるお手伝いってあるかなと悩みましたが、比較的安全で簡単にできることでと考え、掃除機なら使えるかな? と。コードレスの掃除機で汚れやすいリビングテーブル下の掃除をお願いすることに。あちこちヘッドをガンガンぶつけながらも、イスをどけてきれいにしてくれています。
最近はなにも言わなくても、2人とも自主的にお手伝いをやってくれるようになりました。