「掃除で人生が変わった」と話すのは、“ゴミ清掃員芸人”ことマシンガンズの滝沢秀一さんと、空港のカリスマ清掃員・新津春子さん。ここではお2人に、「ふくだけで福を呼ぶ」ふき掃除のコツと、年末の大掃除を始めるポイントを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)汚れをごっそり落とす!ふき掃除の基本手順
薄手のタオルがあれば、家じゅうの汚れやほこりは十分に落とせます。まずは基本のたたみ方やふき方をマスターして、大掃除の準備をしてみましょう。新津春子さんに教えてもらいます。
●1:タオルは2種類用意しておく
薄手で綿素材のフェイスタオルと、マイクロファイバークロスの2種類を用意し、場所によって使い分け。
「新品のタオルは吸水性が悪いので、一度、洗濯してから使いましょう」
●2:八つ折りにたたんで洗う回数を減らす
タオルは横に広げて横半分に折り、さらに半分に折ってから縦に折って八つ折りに。
「これなら表裏合わせて16面つくることができて、バケツでタオルを洗う回数を減らせます」
タオルの幅は80cmがベスト。
●3:タオルの端が集まった側を親指ではさんで持つ
持つときは手のひらを広げて、タオルの端が集まった側を親指と人さし指ではさむ。
「タオルがずれたり、シワが寄ったりせず、手のひら全体で力を入れてふくことができます」
●4:体全体を使って手の届く範囲をふく
手だけを動かすのではなく、体の重心をふく方向に合わせて移動させながら、手が届く範囲をふくのがコツ。
「体全体を使うことで力が入りやすくなり、疲れにくくなります」