大変そうなパンづくりですが、このレシピなら大丈夫! 生地をこねる時間自体は10分程度。小学生くらいのお子さんでも、コツさえわかれば自宅で気軽につくれます。パン教室を主宰する池田愛実さんに、サンエックスの大人気キャラクター・すみっコぐらしの「たぴおか」の顔を模した、とってもかわいいパンのつくり方を教えてもらいました。年末年始に親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
すみっコぐらし「たぴおか」の顔のあんパンレシピ
コツさえわかれば簡単につくれる! あんこの甘みがおいしい、おやつ向きのパンレシピを紹介します。
●あんパン
【材料(5個分)】
- 強力粉 120g
- 塩 2g
- 砂糖 10g
- A[イースト小さじ1/2 水35g 牛乳40g]
- バター 8g
- あんこ 125g
- チョコペン 1本
【つくり方】
下準備として、バターは冷蔵庫から出しておく。冬は牛乳を電子レンジで20秒加熱しておく。
(1) ボウルにAを入れて、ゴムベラで混ぜる。
(2) 強力粉、塩、砂糖を加えて、さらに混ぜる。
(3) まとまってきたら5分間を目安に、手で押すようにしながらこねる。
(4) 生地がなめらかになってきたら、バターを加え、完全に混ざるまでもみ込む。
(5) 生地を丸めてボウルに入れ、ラップをする。
(6) 約2倍の大きさにふくらむまで常温でおく。
夏は60分、冬は90分程度が目安。
(7) 生地を5等分する。
(8) 生地はゆるく丸めて、とじ目を上にして手で平たくし、1個につきあんこ25gをのせ、包んでとじ目をつまんでとじる。
(9) とじ目を下にして、オーブンシートを敷いた天板の上にのせる。オーブンの発酵機能を35℃に設定し、約50分おく。発酵機能がない場合は、常温で生地がひとまわり大きくふくらむまでおく。
(10) 140℃に予熱したオーブンもしくはトースターに入れ、14分焼く。
(11) 粗熱がとれたら、チョコペンで顔を描く。
※完成写真の黒いたぴおかは、生地にココアを練りこんでつくっています。こちらのつくり方は『すみっコぐらしはじめてのパンレシピ』に掲載しています
※電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
※液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください
池田さんがレシピ開発した『すみっコぐらしはじめてのパンレシピ』(扶桑社刊)では、しろくま以外にも、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ、たぴおか、ふろしきという人気キャラクターの顔のパンのつくり方を掲載。また、ピザ、ウィンナーロール、ドーナツ、クリームパン、ナン、あんパン、スコーンなど、子どもが好きなパンのレシピもせいぞろいしています。全ページふりがなつきなので、親子のパンづくり入門にもぴったりな一冊です。