入念に検討して建てた家。それでも、住んでみると「こんなはずでは」と思うことが。3年前にハウスメーカーで家を建てたライターも、5つのことで後悔しています。雨にぬれる自転車置き場、使い道がないバルコニー、子どもが使えないスタディカウンターなど。詳しく語ります。

外観
理想の家が建ったはずが、「こんなはずじゃなかった…」と思うことが5つ!
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1年半かけて入念に家づくり、でも後悔が5つ

間取りと後悔ポイント

筆者は、夫と子ども2人(長男10歳、次男8歳)の4人暮らし。3年前にハウスメーカーで2階建の注文住宅を建てました。

1階には玄関、LDK、趣味室、トイレが。2階には、浴室、洗面所、ランドリールーム、主寝室、子ども部屋、トイレ、来客用のスペースがあります。

わが家は1年半かけて入念に家づくりを計画しました。それでも、後悔していることが5つあります。それぞれ詳しくお話しします。

1.屋根があるのにぬれる自転車置き場

自転車置き場

まず、外構の自転車置き場です。こちらは玄関の横壁を利用してつくりました。家を建てる際、雨にぬれず自転車まで行き来できるよう、この場所を選びました。

しかし、屋根の高さの設計ミスで雨が吹き込み、人も自転車もぬれてしまうという悲しい問題が。

駐車場と自転車置き場

屋根はちゃんとあるのです。ですが、外観のバランスを考えて屋根を高くした結果、雨が吹き込むようになってしまいました。

当初インナーガレージみたいに建物からクルマを覆うぐらいまで、屋根を伸ばそうかとも考えました。しかし、そうすると建ぺい率が増えて、固定資産税が上がっていまいます。それだけでなく、建築費用も大幅にアップ。

そこでクルマ用にカーポートを別に建てて、自転車だけ家の屋根で雨から守れるようにしよう、と決めたのです。しかし、まさか高すぎた屋根の位置のせいで、意味をなさないとは。

せめて屋根がカーポートぐらい低かったらマシだったのかなと、素人ながらに思います。屋根の高さについて慎重に考えるべきでした。今は自転車がぬれると困るので、自己判断で簡易のタープ屋根をつくり使っています。