家族全員のものが集まるダイニング。片づかなくてイライラする毎日を過ごしていませんか? ESSEフレンズエディターで住宅デザイナーの御園生梓さんも、築10年の自宅でこのイライラを経験していたひとり。ダイニング収納を追加して片づく家になったものの、今だから思う「3つの後悔」を振り返ってくれました。
すべての画像を見る(全5枚)【後悔1】初めからダイニング付近に収納をつくっておけばよかった
子どもが小さなころから、食事、遊び、勉強、仕事まで、家族みんながダイニングで過ごすことが多かったわが家。しかしダイニング付近に収納がなく、必然的にものがあふれていました。
入居して8年ほどは、カゴや小さな棚で対処していました。しかし片づけたつもりでも、ダイニングのまわりは散らかってしまう。このモヤモヤの原因は、ものの量に見合ったサイズ感の収納がなかったからです。ものの増加に合わせてこまかな収納グッズを買いたしていくよりも、入居するときに大容量の収納家具を用意した方が、早くからすっきり生活できていたはずです。
【後悔2】収納を追加してもいいように家づくりを考えておけばよかった
片づくダイニングを目指し、キャビネットを購入しました。「よし、これですっきりダイニングが叶う!」と心躍ったのですが…盲点が。本来ダイニングテーブルの中央に配置されていたペンダントライトが、収納を追加したことで位置がずれてしまいました。家づくりや照明選びをするときに家具を追加する未来を予測するべきでした。