これからの時季は窓の結露など気になるところ。今回は、元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんに、「窓」の掃除におすすめの洗剤と方法について教えてもらいました。秋のうちにしっかり対策して、カビや結露を防ぎましょう。また、今やっておくと大掃除もラクになりますよ。
すべての画像を見る(全9枚)秋こそ「窓ガラス」と「サッシ」の掃除。結露やカビ防止にも
すっかり涼しくなり、掃除のしやすい季節になりました。ただ同時に、窓ガラスの結露も始まり、これから真冬にかけてひどくなる結露で窓のカビやにおいの心配も増えてくる時期でもあります。
結露がひどくなる前のこのタイミングでやっておきたいのが「窓ガラス」の掃除です。今回はおすすめの洗剤と、窓掃除のコツを紹介します。今やっておけば、大掃除の負担が減らせて結露予防にもなります。寒くなる前にぜひ挑戦してみてください。
窓掃除をするときのおすすめ洗剤とコツ
カビが繁殖する条件は、おもに温度と湿度と栄養の3つ。結露を完全に防ぐことは難しいですが、その条件の1つである栄養となる“汚れ”を落とすことでカビの発生を遅らせることが可能です。
汚れの種類は、ガラスの内側と外側で異なります。外側は、花粉や砂ボコリ、黄砂、排気ガスなどになります。内側は手アカやハウスダスト、カビなど。とくにカビの原因となりやすいのが、内側のガラスや窓枠、パッキンやレール部分に残っている汚れです。
ガラス掃除をすると同時に、窓枠やレールの汚れも一緒に取り除くことで、再びカビが繁殖することを防げます。
落としにくい汚れにおすすめなのが、窓用クリーナーや万能クリーナーです。窓用クリーナーは弱アルカリ性の洗剤が主流。ふき跡が残りにくく、手アカなどの汚れも落としやすく効率よく掃除できます。
家じゅう使えるスプレータイプの万能クリーナーでも掃除が可能。窓ガラスも掃除できるタイプはふき跡が残りにくいのでおすすめです。フローリングなどほかの場所でも使えるので、洗剤を増やす必要がなく、コスパがいいです。
また、アルコールスプレーは手アカなどの軽い油汚れが簡単に落とせ、カビっぽいにおいも取り除くことができます。さらにカビ予防にもなるのでおすすめのアイテムです。