「ショップでひと目惚れして買った服なのに、手持ちの服と合わない」悩みを解決! パーソナルスタイリストとして、顔立ちや雰囲気に合ったスタイルの提案に定評がある杉山律子さんは、服を「主役」と「脇役」を分けて考えてと話します。クローゼットのなかは主役1割、脇役9割がちょうどよく、脇役さえ押さえれば、おしゃれは一気に加速するそう。杉山さんにおしゃれに見えるコーディネートの合わせ方を教えていただきました。

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カテゴリー複数使いのNG例
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主役アイテムを複数選ぶと失敗しやすい

ショップに並んでいるビビッドカラー、花柄、ロゴ、フリルなどのアイキャッチな服たち。あまりのかわいさに、つい勢いでお迎えしてしまった…なんて方も多いのではないでしょうか?

でも、いざコーディネートを組もうとすると、なんだか変…。それは、「合わせ方」に問題があるからです!

ひと目惚れしたアイテムって、ほとんどが「主役アイテム」。アイテムそのものの主張が強いので、合わせ方を間違えると、ほかのアイテムとケンカして、足を引っぱり合ってしまうのです。

そもそも主役アイテムとは、コーディネートの中心になるもの。たとえば、トップスなら、ビビッドカラーのシャツ、花柄のブラウス、ボーダーのカットソー、ロゴのTシャツ、フードつきのパーカー、ビッグシルエットのニット、モコモコのカーディガンなど…。惹かれたことのあるアイテムが、意外と入っていませんか?

これらの主役トップスを生かすには、ボトムスを「黒」か「白」にするだけ。シンプルなものを合わせれば、簡単にすてきなコーディネートができ上がりますよ。