クリスマスや年末年始などのイベントが多い冬は、自宅に友人や親戚を招く人も多いのではないでしょうか。そのとき、簡単にマネできて特別感のあるおもてなしをしてみませんか? 人気料理教室『ハレとケ』を主宰する料理家の五味幹子さんが、みんなに喜ばれる「ホスピタリティ」を4つ教えてくれました。
すべての画像を見る(全6枚)人が集まる家に聞いた「居心地のいい空間づくり」
自宅で料理教室をひらいている五味さん。レッスンの前には、清潔感を意識して部屋を整えているそう。
「『どんな家が居心地いい?』と考えたとき、自分なら清潔感のある家がいいなって。とはいえがんばりすぎて疲れてしまっては意味がないので、来客準備は“がんばりすぎない”がモットーです。たとえば掃除は、見える場所をいつもより少し丁寧に、くらいで十分。あとは植物や香りの力も借りて、清潔感のある空間づくりを心がけています」
1:花やグリーンで部屋を彩る
「ウェルカムの気持ちを込めて、花やグリーン、ときには料理に使うハーブなども飾ります」
ハーブはおみやげに持ち帰ってもらうこともあるのだとか。
2:アロマの香るお手ふきを用意
「圧縮タイプの紙おしぼりを水で戻すときに、天然の精油を数滴プラス。香りをつけてサーブします」
オイルはミントなど食事をじゃましない香りを選んで。
3:テーブルランナーを敷いておもてなし感アップ
ランナーがあれば肩ひじはったテーブルセットをしなくても、特別感を演出可能。
「好みの柄の布を買い、布用のりで両端のほつれ止めをすれば立派なランナーに」
カトラリーの下にペーパーナプキンを敷くだけでも、ひと手間感がアップ。
「何種類か用意しておいて好きな柄を選んでもらえば、会話も弾みます」
4:スリッパは季節に合わせて
「汗やにおいが気になる夏は、使用後にすぐ水ぶきや除菌ができるスリッパで清潔感をキープ」
スリッパは、夏は樹脂製、それ以外の季節は布製のものを準備。
発売中のESSE12月号では、ほかにも五味さんの来客準備を伺ったほか、居心地よくすっきり片づく家のアイデアを多数紹介しています。ぜひご覧くださいね。