料理研究家・大庭英子さんが「カボチャのシンプル煮物」のつくり方を教えてくれました。カボチャ本来のおいしさを引き出す味つけのバランスが絶妙です。調味料のみりん・砂糖・醤油は1:1:1の分量で覚えやすく、レパートリーに加えたくなるレシピです。

カボチャのシンプル煮物
カボチャのシンプル煮物

アツアツでも冷めていてもおいしい和の定番

シンプルな味つけがカボチャの素朴な甘さを引き出します。

●カボチャのシンプル煮物

【材料(4人分)】

  • カボチャ 1/4個(約500g)
  • 水 2/3カップ
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

【つくり方】

(1) カボチャは皮つきのまま洗い、スプーンで種とワタを取り除く。3cm厚さに切り、3~4cm長さに切る。

(2) カボチャの皮を下にして鍋に並べ入れ、分量の水、みりん、砂糖、しょうゆを加えてフタをし、火にかける。煮立ってきたら火を弱め、カボチャがやわらかくなるまで12~15分煮る。

〈使いきりメモ〉

千切りにして炒めたり、薄切りにして素揚げにしたり、ひと口大に切ってみそ汁に。また、小さい角切りにして素揚げし、酢、塩、コショウをふってマリネサラダに。皮ごと蒸してマッシュし、牛乳でのばし、簡単ミルクスープにしてもよいでしょう。

発売中の『シンプルに調理して無駄なく最後までおいしく食べる野菜のおかず』(扶桑社刊)には、大庭さんの手軽につくれる野菜のレシピが満載。普段使いの野菜を40素材取り上げ、無駄なくおいしくいただくためのレシピを紹介しています。

シンプルに調理して無駄なく最後までおいしく食べる野菜のおかず(別冊エッセ)

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