散歩をしたり、外食に行ったりと、気分転換の仕方は人によってさまざまです。しかし、疲れきって動く気力すら出ない日もありますよね。ここでは、自宅ですぐにできる「心のきり替え方」を紹介します。元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとしても活躍する若松美穂さんに伺いました。

夕方
日常に少しの刺激やゆとりを加えて、暮らしやすく
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小さな気持ちのきり替えを大切に

旅行やお出かけ、友人と会う時間はリフレッシュになります。しかし、外出する気すら起こらない日もありますよね。実際、私は家事をこなすだけで休日が終わってしまいますし、体力のキープで精一杯です。

たとえば、お仕事の日に、家と職場の往復を繰り返している方もいるのではないでしょうか。また、職業柄自宅で過ごし、1日じゅうスマホやパソコンと向き合って疲れがたまることも。

そんな疲労困憊のときにこそ、短い時間でできる小さな気分転換を大切にしています。

1:甘酒を「食べる」ことで体力を回復

食べる甘酒

疲れを感じたとき、これまではチョコレートなどの甘いものを食べていましたが、最近は自作の甘酒を「食べ」ます。飲むのではなく、約大さじ1杯分、スプーンに乗せてぺろりといただくのです。

実際に効いているというよりは、自己暗示に近いと思います。けれど、「これを口にしたら、ちょっと復活できる!」と思い込めるものがあることは大きいと感じます。

甘酒の原料は麹からつくられているので、腸活にもうってつけ。ストレスが減るひとつの理由になっています。

2:好きな香りを近くに置いてリラックス

お気に入りの香り

オンライン会議やパソコン作業が始まるとき、そばに用意するのは好きな香り。いい香りのアロマオイルをコットンに垂らしておきます。

お気に入りの香りのロウソクやキャンドルを置くのもお気に入り。火をつけなくても香るタイプを使用しています。

ときどき深呼吸をして、好きな香りを大きく吸い込むと、力んで上がっていた肩が2段階くらい落ちる感覚がします。

また、香水や室内用のスプレーなど、気分に合わせて数種類ストック。座る場所ごとにも香りを用意しています。