毎日の献立をつくるとき、副菜に頭を悩ませるという人は多いのではないでしょうか。そこで、クックパッドでもっとも多くの「つくれぽ」と「殿堂入りレシピ」ももつレシピ作者の☆栄養士のれしぴ☆さんに、どのように合わせる副菜を決めているのか教えてもらいました。

副菜2品
☆栄養士のれしぴ☆さんの「副菜」
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☆栄養士のれしぴ☆さん流「副菜の決め方」3つ

「献立は、スーパーに行って食材を見ながら考えることが多いです」という☆栄養士のれしぴ☆さん。おいしそうな肉や魚などでまずは主菜を決めたら、副菜は、下記の3つのルールに沿って合わせるものを決めていると言います。

●<副菜ルール1>味のバランスをみる

主菜の味が濃いときは、さっぱりした副菜を合わせると全体のバランスがとれます。たとえば、照り焼きが主菜なら、酢の物やあえ物がぴったり。逆に淡泊な味の主菜には、しっかり味つけした煮物や炒め物を添えると満足感がアップします。味の濃淡だけでなく、甘味・酸味・辛味のバランスも意識して、家族が飽きないよう工夫しています。

●<副菜ルール2>調理法を選ぶ

あえる

主菜が手間のかかる料理だと、副菜は簡単にすませたくなるもの。あえる、レンチン、切るだけといった手軽な調理法を選んで、全体の手間のバランスをとるようにします。

また、コンロがたりなくならないように、主菜が煮物なら副菜はレンジ調理にしてみたりと、キッチンをうまく使って、スムーズに料理できるように心がけています。

●<副菜ルール3>彩りを考える

炒める

食事は目でも楽しむものだと思っているので、彩りを大切にしています。主菜が茶色っぽいおかずなら、副菜には緑や赤、黄色の食材を使って食卓に鮮やかさをプラス。緑ならホウレンソウやキュウリ、赤はトマトやニンジン、黄色はカボチャやチーズ、卵といった具合です。彩りを意識することで、栄養バランスも自然と整います。