ひとり旅がしたいけれど、事前の計画や準備が大変…。そう思ったときは「なにも考えずに近場の温泉へ日帰り旅行するのがおすすめです」と話すのは、旅が好きなESSEフレンズエディターのおがわりさん。今回は、おがわりさんが、先日行ってきたという日帰り温泉ひとり旅の様子を語ります。

旅の荷物
温泉ひとり旅の荷物。季節によって、替えの下着が加わることがありますが、それでも大荷物にはなりません
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旅行は思い立ったときこそ「行きどき」。特別な準備はなくていい

全国各地に温泉地があり、世界屈指の「温泉大国」といわれる日本。皆さんも、ぱっと思い浮かぶ近場の温泉があるのではないでしょうか。日帰りだと事前の準備や手配も少なく、しかもひとりだとだれかに合わせる必要もなし。なにも考えずに旅行ができるので、ひとり旅に興味を感じたなら、日帰り温泉のひとり旅がおすすめです。

篠崎温泉

“ゆっくり風呂につかりたい”。そう考えて、先日、関西屈指の人気温泉地、城崎(きのさき)温泉にふらっと行ってきました。

思い立ったのは夜10時頃。そこからまずは翌朝のバスをスマホで予約しました。準備した持ち物は、普段の外出に持って行く財布やポーチなどの基本セットに加えて、風呂用のスポーツタオル1枚、濡れたタオルを持ち帰るためのポリ袋。温泉が目当てなので、結果的に最小限の荷物で問題ありませんでした。

予定は「温泉から温泉へ」。たったそれだけ

温泉の服装
温泉に行くときは、脱ぎ着しやすいシンプルな服装&薄化粧で

城崎温泉に到着したのは午前11時です。そこから早めのランチを簡単にすませ、観光案内所で地図をもらい、外湯巡りをスタート。外湯から外湯へ移動しながら、お土産屋さんをのぞいたり、食べ歩きを楽しんだりと、すべて“目に入ったもの”基準で行動しました。

地図
観光案内所でもらったマップで“自主的”スタンプラリー

城崎温泉を訪れたのは3回目。過去2回は友人とカニ目当ての旅行だったので、外湯巡りは初めてです。

温泉につかる時間がほとんどだと1人も気になりません。話の合う友人でも、風呂の温度や入浴時間の好みまで合う人はなかなかいないので、むしろ温泉を楽しむには1人が最適にも思えます。

ソフトクリーム
温泉街は食べ歩きメニューも充実。ひとりでお店に入るのに気が引けるときにも便利

でも、もしもだれかと気持ちを共有したくなったときは、「あぁぁ~気持ちいぃぃ~」と温泉に浸かりながら心の声を出してみると、温泉文化の醍醐味というのでしょうか、たいがい周りの人がのっかってきてくれます。