更年期に突入する40代や50代は、心や体の不調を感じやすいもの。ある程度仕方のないことではありますが、気分が落ち込むと家事や仕事が滞って困りものです。現在48歳の整理収納アドバイザー、Noyoさんも更年期のお悩みを抱えるひとり。そんなときは、あることをして心をすっきりさせているそうです。詳しくお話を伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)48歳、気分が落ち込むとなにもかもおっくうに…
Noyoさんは現在48歳。1年ほど前から疲れやすさを感じるようになり、なにをするにも重い腰が上がらないと感じる場面が多くなったそうです。
「仕事中は気が張っているためか、つらさを感じることはまれ。でも家に帰ると気分の落ち込みがひどくなり、なにもしたくなくなってしまいます」
Noyoさんは2人の子どもを育てるシングルマザー。毎朝お弁当もつくっているので、家事の負担は大きいといいます。
気分が落ち込むと片付けは後まわし。部屋はどんどん散らかり、それを見てまたイライラ…。子どもにきつく当たってしまうこともあり、悪循環の日々です。
見えるところをちょっと片付けるだけで、気分が変わる
そんなとき、Noyoさんはなにもやりたくない気持ちを無理やり振り払い、ある場所の片づけに着手。
ダイニングスペースに設けたアクセサリー置き場です。
「出勤前にここでアクセサリーを選び、身につけて出発。帰宅したらまずここへ来て、外したアクセサリーを置きます。疲れて帰ってくるので、外したものはそのまま放置。適当に置いてしまうからぐちゃぐちゃの状態です」
アクセサリコーナーを片付けているときは、それだけに集中します。
「無心で片付けていると、だんだん気持ちが落ち着いてくるのがわかるんです。きれいになっていくにつれ、心もすっきり! テンションが上がっていきます」
リビング全体など大がかりな片付けだと時間がかかりますが、アクセサリーは棚の上の1コーナーのみ。それほど負担になりません。
部屋の乱れは、心の乱れ。Noyoさんの場合、アクセサリー置き場が散らかってくると心が疲れているのかも? と心身リセットの時期を確認することができています。