ものを手放すことで身軽になり、さらに心も軽やかに。ここでは「捨てる決断」をして幸せな毎日を手に入れた、整理収納コンサルタント・奥田明子さんの暮らしを紹介します。ものを捨てるとき、大切にしたい心構えも教えてくれました。
「捨てる決断」で自己肯定感もアップ
「50代は人生の後半戦。もっと身軽に暮らしたい」と、服や家具、思い出の品を手放した、整理収納コンサルタントの奥田明子さん。
「年を重ねて気力や体力が落ちたら、ますます捨てるのがしんどくなってしまう。今のうちに、自分のものは自分でケリをつけようと決意しました」
部屋や心を占めていたものを手放したことで、気持ちもすっきり。
「捨てることに罪悪感もあるけれど、これからの暮らしに生かせばいい。リセットしたあとはムダなものを買わなくなり、今あるものを大切にするように。なにより、捨てる決断をできた自分に自信をもてるようになりました」
ものの整理に加え、「人と比べない」「先のことは考えない」など、不要な考えも手放したことで、心に余白が生まれたそう。
「料理教室に通ったり、雑誌で見つけたレシピを試したり。失敗してもいいから、新しいことに挑戦して毎日を楽しもう! と思えるようになったのは大きな変化です」