正解を探してるから捨てられない
すべての画像を見る(全5枚)「ならば、ミニマリストの方の個数をまねしてみてはどうでしょう? 靴は3足、コップは1人1つ、ストックは持たない!」と、アドバイスされたらどう感じますか? 「それは無理! っていうか、そこまでしたいわけちゃうねん!」って気持ちになった方もいるでしょう。結局、ものの数に正解なんてないんですよね。
家族構成も、ライフスタイルも、間取りも、趣味嗜好も性格も…なにもかも違う他人が心地いいと感じる数と、あなたが心地いいと感じる数は絶対に違う。数に正解はないんです。
正解がないからこそ、自分はどんな暮らしをしたいのか? を思い浮かべて、その暮らしに「これは本当にいるのか?」を自分で決めるしかない。自分の人生は自分で決めるしかないように、家の中のものも自分で決めるしかないんです。
ものを捨てることは「決断力を養う」練習
ただ問題は、完璧主義の人にとって、「自分で選ぶ」「自分で決める」って簡単なことじゃないこと。ものに優先順位をつけて、優先順位の低いものを手放すって不安だし、怖い気持ちになることもあるでしょう。でも家の中のものも自分で決められない人って、自分の人生もうまく決められてないのではないかなって思うんですよね。
環境に選ばされてはいませんか? いつもだれかに振り回されて疲れていませんか? だれかの価値観を満たすために生きてませんか? だれよりも、私がそうだったから。
ぜひ、決断力を養う練習だと思って、家の中のものを自分の価値観で勇気を持って決めてみてくださいね。