1:後頭部のボリュームで横顔に差が出る
すべての画像を見る(全10枚)八木ちゃん:まず最初に、全体にワックスやバームなど、髪にひっかかりができるようなスタイリング剤をなじませます。これが意外と重要。
さとゆみ:どうしてですか?
八木ちゃん:短い髪は、とくに髪がぱらぱらと落ちてきやすくなるので、スタイリング剤を使ったほうがまとまりやすいんです。今回のモデルさんはパーマがかかっていますが、すとんとしたストレートヘアの人であれば、アイロンやカーラーで先に髪をランダムに巻いておくといいですよ。
さとゆみ:なるほど。
八木ちゃん:次のポイントは、後頭部を引き出すこと。
さとゆみ:これはこの連載で何度もやっていますね。
八木ちゃん:これをするかしないかで、横顔に差が出ますので、忘れずに!
2:生え際をうまく隠すと若見えする
八木ちゃん:さらに、今回ぜひみなさんにやってほしいのが、生え際の処理です。
さとゆみ:たしかに、この2つのひとつ結びの差って、生え際だったりしますよね。
八木ちゃん:生え際を全開にしちゃうと、どうしても老けて見えがちです。生え際を隠すようにするだけで、若々しい印象になるんですよね。
さとゆみ:違いが一目瞭然ですね。
八木ちゃん:生え際の毛は残して、手でおさえてスプレーしておきましょう。
3:後れ毛にワックスで生活感を払拭
八木ちゃん:最後のポイントは、後れ毛にワックスをつけること。
さとゆみ:後れ毛って難しくて、下手に出ていると「生活に疲れた感」になったりしますよね。でも、後れ毛があることで顔がカバーできたりするから、やっぱり出したい。
八木ちゃん:後れ毛がおしゃれに見えるかどうかは、後れ毛に「あえて出しているんですよ!」という雰囲気がにじむことなんですよね。バラバラに顔にはりついていたりすると、確かに疲れ毛に見えるので、ワックスをつけて毛束をまとめておきましょう。
さとゆみ:スタイリング剤をちゃんと使うのも大事なんですね。
八木ちゃん:暑い日はスタイリング剤をつけたくないと思うかもしれませんが、スタイリング剤をつけることで、一日じゅうおしゃれスタイルがキープできます。
さとゆみ:ちょっとしたひと手間なのでぜひ試してみてください!
連載をまとめた『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、さとゆみ&八木ちゃんが大人の女性の髪にまつわる悩みや、いまさら聞きにくい素朴な疑問をわかりやすくたっぷり解決しています。