梅雨の時期に気になるカビ。とくに注意が必要なのが下駄箱です。ぎゅうぎゅうになって風とおしが悪いと、カビの発生につながりやすくなります。

「今あるスペースに収まる分の靴の量にすれば解決できることですが、『家族の人数分の靴をうまく収納できない』とのお悩みをよく聞きます」と語るのは、整理収納アドバイザーの小林尚子さん。

すっきり収納するポイントを教えてもらいました。

下駄箱もカビ注意。風とおしのいい収納で梅雨を乗りきろう!

靴を玄関にすっきり収納するポイントは3つあります。

(1)まずは靴を見直し! 不要なものは捨てましょう

履いていない、履きにくい、そして歩きにくい靴は手放しましょう。似たようなデザインの靴を余分にもっていないかもチェックを。

(2)靴の量が多い場合、シーズンオフや冠婚葬祭の靴は玄関以外の場所に保管

玄関以外の場所に保管された靴
シーズンオフの靴は下駄箱以外に移動させる
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わが家は、シーズンオフや冠婚葬祭の靴は、玄関近くの部屋のクローゼットに収納しています。

シューズボックスなどに入れ、写真をはって管理

シューズボックスなどに入れ、写真をはって管理すれば入れ替えもしやすくなります。

(3)収納スペースや靴の量に合わせ、収納グッズを選ぶ

靴の収納

こちらの収納グッズは2足をまとめて収納できるので、スペースが半分に。

上に置く靴の左右を合わせ、色ごとに並べると見た目もきれいです。

ファイルボックスで仕切っている様子

シューズボックスが棚増しできないときはファイルボックスで仕切る手も。

収納力がアップしている様子

収納力がアップします。

●傘の見直しも忘れずに

傘を下駄箱に置いている様子

下駄箱は、靴以外に傘を置いている人も多いですよね。

つっぱり棒+フックで傘を収納している様子

傘は家族の人数分あれば十分。数をしぼりましょう。

折りたたみ傘などは、つっぱり棒+フックで使いやすく収納できます。

傘やレインコートをドアにつけれらるフックをつかって収納している様子

すぐにしまうことができない濡れた傘やレインコートは、ドアにつけれらるフックをつかってかけると便利です。

下駄箱がすっきりするうえに、この時期のカビ&におい対策にも役立ちますよ。