捨てるものは「今、使っている」を基準に決める
すべての画像を見る(全10枚)片づけの基本は、まず不要なものを家の外に出すこと。「使える」「使う」を基準にすると捨てることは難しくなりますので、「今、使っている」を基準に決めていくと決断が早くなります。下村さんが選んだ「クローゼットで捨てていいもの」は以下になります。
1. ずっと片方しかないソックス
2. すぐ毛玉ができる服
3. やせたら着る服
4. 知り合いに見せたくない服
5. ボタンやファスナーがとめにくい服
6. 期限ぎれの防虫剤
7. 絡まって使いにくいハンガー
8. 多すぎる紙袋
9. 1年以上使ってないプチプラバッグ
10. どの洋服のものかわからない予備ボタン
キッチンで捨てていいもの
キッチングッズは欠けていても、またフタがなくても使えるかもしれません。期限がきれている食品も、実際はおなかを壊すことはないかもしれません。
だけどそれらによって「片づけたいのに片づかない」という別の悩みが出てきているのであれば、手放して本当に使いたいもの、食べたいものをキッチンに置いた方が暮らしの質が上がります。
1. 欠けた食器
2. フタがない保存容器
3. 固まってしまっている調味料
4. 汚れが落ちないエコバッグ
5. いつもらったかわからないお土産の佃煮
6. 多すぎるレジ袋
7. 黒ずんだふきん、タオル
8. コンビニでもらったスプーンやフォーク、割り箸
9. お刺身についてきたワサビやしょうゆ
10. 1年以上使ってないゆで卵メーカーなどの便利グッズ
即捨てリストですっきりした暮らしを
家にありがちですが、捨てても困らないもの、捨てるとすっきりするものを挙げました。リストにある「いらないもの」がなくなると、おうちが格段に片づきます。
捨てるときは心が痛みますが、その痛みは今後の衝動買いを抑えてくれるいちばんのお薬です。勇気を出して挑戦してみてください。
※記事の初出は2024年7月。内容は執筆時の状況です。