好きなものを置くため空間を効率よく活用

小皿
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狭いからといって、器や道具を減らすという選択肢は、圭子さんのなかにはありません。

「好きなものを諦める気持ちにはなれなくて。壁に棚を設置したり、窓辺に収納スペースを確保したり、足元の隙間もどうにか使って、なんとか収納しています」

日常使いの器は、目線の高さに設置したオープン棚に。使用頻度の限られた道具は、高い位置の収納棚に。諦めずに効率のいい収納を考えたことで、好きなものを思う存分使える台所になっています。

棚

 日常使いの器は、調理台前のオープン棚に。

「棚板の間隔を狭くし、必要以上に器を重ねないようにしています」。

ダイニングの正面にある棚

一方、ダイニングの正面にある棚は、お客さんの目に入りやすいため扉つきに。カップ類をまとめて収納。

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