朝食をしっかり食べることで、一日をより快適に過ごすことができると言われています。ここでは、50代女性の日常の朝食をご紹介。多忙な夫と2人暮らしをしている、ESSEオンラインライターの事例です。基本は自分用に準備する朝食、朝の忙しさレベルに応じた朝食メニューや、食事の支度をラクにするアイデアなどについて語ります。
すべての画像を見る(全6枚)冷凍食材や乾物を活用すれば、朝食の準備もラクにできる
仕事の日の朝食は、1食分ずつ冷凍してある雑穀米とおみそ汁が基本。あとは前日の残りものや、納豆を足したりすることもあります。
私はおみそ汁が大好きなので、その都度つくりたいと思っているのですが、出勤前にイチからつくるのはなかなか難しいもの。そんなときに活躍するのが、乾燥ワカメや高野豆腐、お麩などの乾物と、冷凍しておいた食材です。
常備している冷凍食材は、油揚げ、エノキなどのキノコ類、ネギ、葉物野菜など。キノコは冷凍するとうま味がアップするそうなので、一石二鳥です。ほかにもゴボウや大根も、別の料理で使ったついでに切っておいたものを冷凍しています。
おみそ汁をつくる余裕がないときは、インスタントタイプやカップスープを飲むのですが、そこにも乾物や冷凍食材を足してボリュームアップさせています。
朝食でなるべく多くの栄養を摂りたいという気持ちはありますが、「一汁三菜」などのルールは決めていません。1日単位、1週間単位である程度バランスがとれたらいいな、くらいのゆるいマインドのほうが、私には合っていると思います。
時間がない、食欲がないときは常備食材でパワーチャージ
時間がないときの鉄板メニューは、常備しているヨーグルトにシリアルとはちみつをかけたもの。時間と相談しながら、そこにきなこやナッツを混ぜることもあります。
食欲がない日でも、朝食を食べずに仕事に行くと途中でおなかがすいて困ってしまいます。そんなときは、つくって冷凍しておいたおにぎりの出番です。さっと食べられるので重宝しています。
ちなみに、わが家は夫婦2人暮らしですが、夫のぶんの朝食はつくっていません。お互い休みや出勤時間がバラバラなこともあり、それぞれで準備するスタイルです。数年先の定年後の生活を見据えたら、これくらいでいいと思っています。