年齢を重ねると「ダイエットしても、もうやせられないかも」とあきらめてしまう方も多いのではないでしょうか。ダイエットカウンセラー・おにゃさん考案の、「炭」水化物と「タン」パク質をきちんととる「たんタンダイエット」を参考に、8.2kgやせを達成したおしづさん(60歳)が取り入れていた食事をご紹介します。

おしづさん
8.2kgやせたおしづさん(60歳)。あごと同化していた首がシュッとしました
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長年ぽっちゃりの60歳がササミおかずで我慢ゼロやせ

おしづさんは、長年、ぽっちゃりと肥満を行き来していましたが、30代で右ひざを痛め、50代で左ひざや股関節まで痛くなり「こりゃいかん! 残りの人生もっと楽しみたいのに!」という気持ちでダイエットをスタート。同年代がやせている記事を読んで、「これだ!」と直感でおにゃ式“たんタンダイエット”を選びました。

それまでプロテイン飲料での置き換えなど食べないダイエットでリバウンドばかりしていたおしづさんは、「食べる方がやせる」というおにゃ式にびっくり! 「タンパク質は3食でとる。大豆、肉、乳製品、魚からまんべんなく」をモットーにおいしく食べたらやせたそうです。普通の食事なのでリバウンドもしていません。

たんタンダイエットのルールは3つ!

ダイエットカウンセラーのおにゃさんが提唱する「たんタンダイエット」は、「無理しない」「栄養のあるものをちゃんと食べる」が基本。ストレスなく続けるためのルールは以下の3つ。

●ルール1:タンパク質を「1回100g、1日2種類以上」とる

肉や魚など、タンパク質が多く含まれている食材を、1回の食事で100g程度、食べるようにします。100gの目安は、手のひらの大きさ。そして、昼は肉、夜は魚など、2種類以上の高タンパク食材をとるのがおすすめです。

●ルール2:炭水化物は太りにくいものにする

血糖値が上がりやすくなる炭水化物に関しては、色がポイント。ご飯もパンも麦入り、雑穀入り、玄米(殻つき)など、精製度があまり高くない「茶色いもの」を選びます。味や食感が好みだから食べているのですが、“茶色い炭水化物”は食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富で、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれ、食べごたえが出て、満腹感が得やすくなります。

●ルール3:野菜はなるべく毎食とる

最初の目標としているのは「毎食野菜を食べる」ということ。これがクリアできたら、1食につき、片手にのるくらいの量を食べます。徐々に摂取する野菜の種類も増やしていけるとベストです。