子育てするにも今の位置が便利

トイレから浴室への動線
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さらに、今のトイレの位置は子育てにおいても、便利に感じることが多々あります。

筆者の子どもは、現在2歳の男の子と0歳の女の子の2人。とくに長男はトイレトレーニングの真っ最中。たとえば夕食後の入浴の際。子どもには必ずトイレで用を足させてから、お風呂に入れるようにしています。

2歳の息子はまだ紙オムツ。ですからトイレが終わったら、新しいオムツに替えることなく、そのまま浴室に直行。トイレと水回りが近いというのは、子育ての面からも、非常にありがたいのです。

来客に貸しやすいより、自分たちが使いやすいを優先

トイレは玄関近くに配置した方がいい、という意見も確かにあると思います。玄関近くにトイレを配置すれば、「来客にトイレを貸しやすい」でしょう。

筆者も間取りを考えていたときは、今の位置にするか玄関近くにトイレを置くかで、非常に迷いました。しかし、ふと「来客の頻度ってどんなものだろう」と思ったのです。

つまり、たまにしかない来客のために間取りを考えるのは、果たして自分たちのためになるのか、と考えたのです。

結果的には、めったにないであろう来客よりも、自分たちの日常生活の利便性を優先して今のトイレの位置にしました。

手洗いスペース

ちなみに玄関近くにトイレはありませんが、手洗いスペース(写真)はつくりました。

ただ、これも来客のためというよりは、子どもに手洗い習慣を身につけてほしいというのが、いちばんの理由です。