今から十数年前に中国に魅了されて以来、四半世紀以上ローカル中華に夢中な中華料理愛好家・酒徒さん。現地で味わったシンプルで温かい家庭料理に感動した酒徒さんは、毎日食べたいと思う新しい家中華を日々探求しています。今回はそんな酒徒さんが家中華のおすすめポイントやSNSでも話題のレシピを紹介してくれます。

肉末蒸蛋(豚ひき肉の中華茶碗蒸し)
今回紹介する肉末蒸蛋(豚ひき肉の中華茶碗蒸し)
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酒徒流「家中華のここがイイ!」

酒徒さんが紹介する家中華には、つくる段階からたくさんの魅力が詰まっています! 忙しいママパパにも簡単につくれる、酒徒流家中華のポイントをご紹介します。

●特別な調味料はなくてOK!

塩やしょうゆ、砂糖など、使う調味料は日本でも馴染みのあるものばかり。豆板醤や甜麺醤など、特別な調味料は必要なし! 酒は紹興酒を使うと、より本格味に。

●特別な道具もいらない

家庭では、深めのフライパンが大活躍。炒め物や煮物をはじめ、蒸し台を置いて蒸し物もできるので重宝します。もちろんあれば中華鍋を使って。

●食材もあれこれいらない

本場中国でも多く見かけるのが、1~2種類の食材でつくるシンプルな料理。下準備も少ないので、思ったときにすぐにつくれるのが魅力です。

●野菜たっぷり

炒めたり蒸したり、いろいろな調理法で野菜をたくさん食べられるのも家中華の特長。日本ではあまりなじみのない組み合わせも必見です。

●油は少なめ、でも効果的に使う

中華料理は油っぽい印象がありますが、家庭料理は意外と油は少なめ。コクと香りをプラスしてくれるおいしさの要(かなめ)なので、上手に活用を。