あれから7年。「もしかしてレスになった原因は…」

布団
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一人思い悩んだつらい経験をお持ちの理絵さんですが、38歳になった今年、夫との関係に小さな変化が生まれたのだそう。

「30代後半になって、もう妊活のことでは悩まなくなりました。このまま夫と二人でも人生は楽しめる。そう思ったら、素直に話し合いができたんです。『すごく寂しい』と言葉にして伝えました。そしたらお互い素直に本音で話し合えたんです」

理絵さんはずっとレスの原因は夫の激務だと思っていたのですが、夫から告げられたのは「じつは、30代に入ってから性欲が落ち着いてしまった」ということでした。加えて、もう一つ意外な原因も。

「夜寝るときには、いつも節約のために暖房をきっていたんです。でもここは北海道のなかでも極寒で知られる地。夫に『寒くて、服を脱ぐとか考えられなくて…』って言われて。私はふとんに潜っちゃえば眠れる! 節約、節約! とよかれと思ってやっていたことだったので、夫からしたらなにも言えなかったのでしょう。申し訳ない気持ちになりました」

ずっと一緒に暮らしていても、言わなきゃ伝わらない

夫婦
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原因と対策が明確になったことで、レスはうまく解消できたのですか? と聞くと、「いいえ!」と明るく答える理絵さん。記念日や誕生日など、たまに愛し合えるようにはなったので、完全なレスからは脱したそうですが、放っておくとまたすぐにレスになりそうなくらいの頻度だと懸念します。

「察してっていうのは無理なので、お互い話し合いをしてからわだかまりはなくなりました。夫は30代になって性欲が落ちたというけれど、私は逆にどんどん強くなっているような気がするんです。男女で反比例しちゃうことってあるんでしょうか」

「私はいつでもウエルカムなので、気持ちを貯めこんだり、外へ気持ちが向いてしまったりする前に、夫とこまめに話し合いながら生活していきたいと思っています。ずっと一緒に暮らしていても、言わなきゃ伝わらないことってあるんだなと学びました」と語る理絵さんでした。

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