閉経後は生活習慣病のリスクが上がると心得て

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日本人の閉経の平均は50〜51歳。相談者さんは、あと半年待ってみても生理が来ない場合は、閉経と考えるのが普通でしょう。閉経直後には、大きな体の変化はありません。しかし、健康と美の守り神・女性ホルモンのエストロゲンがほとんど分泌されないことで、肥満になりやすくなるほか、脂質異常症、動脈硬化、高血圧、糖尿病など生活習慣病のリスクが高まります。また、骨粗しょう症も少しずつ進行していくので要注意です。

閉経後は、今まで以上にバランスのいい食事と定期的な運動を心がけ、適正体重を保つこと。健康診断の結果にも目を光らせながら、健康的な毎日を過ごしましょう。とくに運動は生活習慣病のリスクを下げ、丈夫な骨をつくる大切なもの。家事の最中でも「ながら」でできる運動はたくさんあるので、意識して体を動かしてくださいね。

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