4.未来の出来事より、今を大事にする

掃除
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「いつか必要になるかも?」と、いつ起こるかわからない出来事に備えようとするのは、未来の不安に焦点をあてた生き方です。

必要になったそのときにどうすればいいか考えればいいので、今は、現在の生活を充実させることに力を注ぎましょう。

起こるかどうかわからない未来の出来事より、たくさんのガラクタのせいで、暮らしにくくなっている今の現実を見てください。

使っていないものを手放せば、掃除がしやすく、探しものをしなくていいスッキリした空間が手に入り、人生の質が向上します。ストレスも大幅に減りますよ。

5.自分に自信をもち、「なんとかできる」と考える

お茶を飲む女性
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「いつか使うかもしれないから」と不用品を手元に残してしまうのは、多くの人にとって、ある種の保険であり、未来の困ったできごとに対する安全策です。

しかし、自分に自信があれば、こんな保険は不用です。

「ちょっとぐらい困ったことがあっても、私ならなんとかできる」と考えましょう。

不用品をどんどん捨てていくと、頭の中の整理も進み、次第に前向きになっていきます。柔軟な考え方もできるようになるので、「必要なもの」がなかったとしても、発想を転換してうまく乗りきれます。

いちばん大事なのはものではなく、ピンチに対しておろおろせず、冷静に対処できる自分自身。片づけをすることで、そんな自分に変わることができますよ。

以上、「いつか必要になるかも」という考え方を手放すコツを紹介しました。

ガラクタを捨てないと、自分も生活も変わりません。現状を打破し、よりよい未来を手にするためにも、ちょっと勇気を出して、不用品を手放しましょう。大丈夫です。いらないものを捨てたぐらいで、恐ろしいことなんて起きませんから。

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