外出や新しい人との出会いが増えて、自分の服装がとくに気になる春。季節の変わり目で「着る服がない!」と迷うことも。そこで、「きれいめな服」「軽めのアウター」「アクセサリー使い」について、今すぐ実践できるアドバイスを紹介。新著『この服、まだ着られます』が話題の人気のスタイリスト・山本あきこさんが教えてくれました。
フォーマルまで行かない「きれいめ服」ってどんな服?
すべての画像を見る(全6枚)よく聞く「きれいめ服」ですが、きちんとしすぎても浮いてしまうし、かといって普段のカジュアルな格好で行くわけにも行かないので、さじ加減が難しいですよね。ただ、自分の中にルールを持っておけば、きれいめ服選びは意外と簡単です。
●NOT全身買い!「きちんとアイテム」は1点でOK
ほどほどのきちんと感が求められるシーンなら、「きちんとアイテム」は1点入っていればOK。そしてその「1点」は基本的に上半身のアイテム。なぜなら、そこがいちばん目につくからです。
具体的なアイテムでいいますと、まず間違いないのは「ジャケット」。ジャケットさえ着ていれば、たとえボトムがデニムでも、それなりの「きれいめ服」と見なされるものです。もちろんシャツは間違いではありませんが、かなり「かっちり」見えてしまうので、お仕事っぽい雰囲気に見えてしまうかもしれません。
あるいは、1枚着るだけで雰囲気が完成する「ワンピース」も、「きれいめ服」として優秀です。中でもシフォンやサテンのように、落ち感や柔らかさ、透け感などがある素材のものだと大人っぽくエレガントな雰囲気に見せてくれます。
●40代50代の「きれいめ服」正解コーデ
イラスト左は、ジャケットを使ったスタイル。パンツとジャケットはセットアップでなくてOKです。インナーにタートルを入れることで、かっちりしすぎない柔かさを出しています。無地同士の組み合わせには、スカーフをプラスするのもおすすめ! 顔まわりに取り入れるのが苦手な方は、バッグに結んでもすてきです。
イラスト右は、ワンピースを使ったスタイル。落ち感のあるワンピースで上品に。