ピンチを乗りきるルール2:買い物術を見直してムダ買いを防止
冷蔵庫収納の次は、買い物術の見直し。4つのテクニックで、ムダ買いがなくなります。
●週1万円+米代月6000円が月の予算
食費は週1万円、米代は月6000円と決め、月4万6000円の予算を守って買い物するルール。「この予算で家族の朝食と夕食、私のお昼と夫のお弁当を賄います」
●週末に1週間分の献立ノートを書く
すべての画像を見る(全7枚)週末に、家族のリクエストや予定を聞きながら、冷蔵庫に残った食材も考慮して1週間分の献立を考えるように。「献立ノートを参考に買い物メモをつくり、余分な買い物を防止」
お弁当のおかずは、多めにつくり朝食や夕食の副菜に。「カボチャの煮物に鶏そぼろあんをプラスしたりと、飽きないようにアレンジ」
●月曜日、朝食後に買い物へ
メインの買い物は月曜日の朝食後。「買いすぎを防ぐため、満腹のタイミングで買い物へ。献立ノートを見て書いた『買い物メモ』を持参して、必要なものだけ購入します」
追加の買い物は週の半ばに。「まとめ買いは月曜日にしますが、日もちしないものは週の半ばに追加購入。2回の買い物を週予算の1万円で乗りきります」
●週末には冷蔵庫が空っぽに!リセットして翌週の献立を考える
週末には、冷蔵庫をリセット。「買い物前の日曜日と買い物後の月曜日の冷蔵庫はまるで別物。週末は残り物を使ったメニューで食材を使いきり、次の週の献立を考えます」
ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さんのアドバイス
月収20万円ダウンという大ピンチをきっかけに、自分に合った節約法を見つけたことがすばらしい! 「食材の計画買い」など、マネしやすい方法が多いのもポイントですね。
そのほか、ESSE5月号「お金のピンチの乗り越え方」特集では、3600万円かかった教育費や離婚でのピンチ乗り越え術を紹介。また、ファイナンシャルプランナーによる家計診断や、申請するだけでお金がもらえるリストも掲載しています。