ついついものを買ってしまってお金が貯まらない…という人も多いのではないでしょうか。ミニマルな暮らしにまつわる著作が多数ある、カナダ在住のブロガー筆子さん(現在60代)が、「お金を貯めたいならやめた方がいい買い物習慣」について語ります。
お金を貯めたいならやめた方がいい買い物習慣
すべての画像を見る(全8枚)昨今、インフレなのに給料が上がらないので、今あるお金をもっと残したいと思っている人はたくさんいるでしょう。お金を貯めるために、筆者が実践する「やめたほうがいい買い物の仕方」を7つ紹介しますね。
1.衝動買いという名の無計画な買い物
もっと貯金したいとき、いちばんまずい買い方は、衝動買いという名の無計画な買い物です。予算を立てて、計画的に買い物すれば、無駄なものを買うことを防げます。
ミニマルな暮らしにする過程で、私はたくさんものを捨てましたが、そのほとんどが、たいした考えもなく買ってしまったものたちでした。
買う前にちょっと考えると、お金を残せますよ。
2.必要じゃないのに買う
どんなものも、必要になったタイミングで必要な分だけ買うと、お金を有効に使うことができます。ついで買い、複数買い、まとめ買いなど、必要じゃないのに買ってしまう癖は、お財布を軽くしてしまいます。
ファストファッションが登場して洋服の値段が大幅に下がったので、1度に何着も服を買うことが普通のことになりました。色違いやサイズ違いを買ったりしますよね?
でも、本当に必要なのは1着だけではないでしょうか? 必要なものを選び抜いて買う習慣をつけてください。
3.値段の安さを最優先する
セールで安くなっているものを買うのが好きな人は多いと思います。じつは、かつての私もそうでした。しかし、よくよく考えてみるとセールはお得ではありません。なぜなら、セールで買い物をするとき、値段の安さが最優先になるからです。
買い物するとき私たちが最優先すべきなのは、必要なものを買うことであり、できるだけ値段が安いものを買うことではありません。
定価1万円のセーターが50%オフで5000円になっていたら、すごくお得だと思うかもしれません。でも、すでに十分セーターを持っていたら、このセーターは必要ないのです。
50%オフは魅力的ですが、なにも買わなければ、100%オフです。